めったにかかってこない電話ですが……

投稿日: カテゴリー: BLOG

事務所の電話は1週間に数回程度しか鳴らないので、かかってきたらちょっと緊張したりするんですが、数日前にかかってきた電話は「Twitterに20本以上連投しているけど、なにかおかしいのでは?」というTwitterのフォロワーさんからのものでした。

「小倉経済新聞」のTwitterは、Facebookページに投稿したものが自動で転載される設定で、個別にTwitterに投稿することはあまりしていません。一瞬なんのことかわからなかったんですが、その直前にYouTubeにアップしている食べ物テーマの動画を、プレイリスト「小倉のランチ」に移動していたことを思い出しました。YouTubeへの動画アップロードをするときにTwitterへ自動で投稿する仕組みにしていたのでした。ただ、動画をプレイリストに移動したときも自動で送信されるとは知りませんでした。20連投が知らないうちにされていたことについて、少しお詫びしつつ電話を切りました。

電話を切った直後は「その程度でわざわざ」と訝っていましたが、ちょっと時間を置いて考えてみると、TwitterのリンクからYouTubeチャンネルに行き、各投稿に貼られた「小倉経済新聞」へのリンクをたどり、ページ下部にある「運営会社について」から電話番号に行き着いたその方は、クリックの回数だけでも4~5回を繰り返して、わざわざ電話をかけてきたことに気づきました。もう、感激しかありません。

また、記事本文の誤字を、Facebookページ経由でメッセージを送ってくれる読者の方もいます。そう考えると、ニュースに限らず自分が発信するいろんな投稿への読者のエンゲージメントは、既存の大手メディアが発するものよりも高いのかもしれません(と考えると気持ちがあがる)。

そして今日は、また違った電話がかかってきました。小倉経済新聞の「広告のことを知りたい」というものでした。

スクリーンにはいくつかのバナー広告が貼られています。金額の安いもので3万円程度(月間)から提供していますが、バナー広告に関してメディアである弊社に直接お問いわせがあることは稀です。自分が熱心な営業をしていないせいもあるんですが、ほとんどの場合、アドネットワークと呼ばれる広告配信システム経由のもので、こちら側はどんなバナーが掲載されているかあまり関知していません。稀に地元の広告代理店経由で掲載の依頼もありますが……。

「広告のことについて……」と言われたので、とっさにバナーのことを軽く説明しましたが、電話の先は、どうもそうではないようなニュアンス。記事自体を「広告」と捉えているようでもあります。もう少し話を聞いてみると「新しい店をオープンするので、いろんな宣伝方法を試したい」との趣旨でした。

(一般消費者向けの)お店ということであれば「まずは、小倉経済新聞で取材して、少し反響があるようでしたら、引き続きキャンペーンを組んでバナー広告などをいかがですか?取材に関しては費用はいただいていません」と提案しました。お店のターゲットはサラリーマン層なので、読者のターゲットにも合いそうです。

実を言うと、電話の受けるのも掛けるのも少し苦手です。掛ける場合は、なんとなく相手の時間を奪っている気もするし、受ける場合は、キーボード上を指先が踊るほどノリノリで集中しているときもあるし……。

でも、前述の二例はとてもありがたい電話ですね。

ということで、取材依頼や広告掲載の件は、メールやメッセンジャーに限らず電話(050-3696-7000)でもお気軽にお問い合わせください。